現在、3つの柱を「たての糸」として、事業内容の精選を図りながら日々運営を進めています。さらに、みずほ教育福祉財団の令和7年度社会福祉事業の助成を受け、「フレイル予防」を事業の「よこの糸」として事業の焦点化も進めています。※評価は年度末
これは、令和6年度策定の「加茂市老人福祉計画・加茂市介護保険事業計画」中にある、高齢者の社会参加の実態(p19-21)を受けたものです。
研究のテーマ
おしゃべり・運動・カラオケを楽しみ「ながら」フレイル予防で、心も体も「老人」から「朗人」へ
主な取り組み
①健康体操講座
〇フレイル予防の中核に「転倒予防」を置きつつ、他の要素(食事・オーラルケア等)の学習内容などを、従来からの事業(講座・研修)に組み込むことで、日常的にフレイル予防を取り組む意識づけにつなげていきます。
・実施回数…2ヶ月程度の間隔で継続的に実施(5月、7月、10月、11月)することで参加者の習慣化を図る。
・実施方法…各回120分間(転倒予防体操;90分、フレイル学習;30分)
※フレイル学習には、オーラルケア(噛むことの大切さ)など
②カラオケ・カーリンコン講座(5,6,7,8月 各5回)
〇講座のはじめに「ミニ・オーラル体操(お口の体操)や咀嚼ガムによる歯の健康度を調べる時間を設ける。
〇加茂暁星高等学校看護学科と連携した「ミニ・フレイル講座」~カーリンコン(ビデオゲームも)のもつフレイル予防の有効性についての学習会を位置づける(学生にとっては、「将来高齢者と関わる可能性についての理解を深めるための学習)「社会学講座」として位置付けた。
③自立体力全国検定(6月、11月 年2回)
自らの体力状況を「見える化」して、フレイル予防への意欲付けと日常生活習慣の改善につなげる。
第一回要項(6/12) ↓2回の検査項目は同じ 第二回要項(11/4)↓1回目の検査結果
検証方法
①②③実施後にアンケート調査を実施し、以下の取組の有効性を念頭する。
★「フレイル予防」の要素を明確に示した年間事業の立案と実施
★各事業に無理なく「ミニ・フレイル予防学習」や「咀嚼ガム検査」を位置づけ、講座を楽しみながらフレイル予防を学ぶ機会を設定
★自立体力全国検定を年2回位置づけ、自らの健康への関心を高め生活改善を進める意欲を高める
暫定結果



